RECRUIT

「お得意様の期待以上の仕事」を目指しています。

当社は創業50年以上の印刷会社ですが、20〜30代の社員を中心に構成されているので、大変若々しい雰囲気です。
私たちの仕事は一点一点がオーダーメイドです。それらをカタチにするには経験や知識、そして根気が必要です。 しかし、それ以上に大切なことは、「お得意様の期待以上の仕事をする」という気持ちです。
私たち全員が、最初からそんな「気持ち」があったわけではありません。 色々な失敗や成功を繰り返すことで「気持ち」を大切にできる会社になることができました。 私たちの会社は有名ではない。規模も小さい。革新的な技術を持っているわけでもない。 でも、私たちの会社を必要としていただけるお得意様は多くいらっしゃいます。
私たちは、毎日全力で「お得意様の期待以上の仕事」を目指しがんばっています。

お客さまの一言を糧に、
“必要とされる”存在へ。

今から、20年以上前。
あるスポーツ店のセールのチラシを受注したときのことです。
セール終了後、チラシの効果を尋ねに、そのお店に伺いました。
すると、社長さまから「本当にチラシに折り込んだのか」とピシリと一言。
質問の理由は、「お客様が思ったほど来ない。
これでは赤字ではないか。もう二度とチラシなんて作らない」というのです。
それは、とてもショックな「一言」でした。
それでも、当時の私たちは

「それは商品が悪かったのでは…」

「言われた通りに作ったデザインなのに…」

「チラシの効果はなくても、チラシ代金はきっちりいただきたい…」

という、そんなことしか思いませんでした。
そして、二度と、そのお客さまから
ご注文をいただくことはありませんでした。

後日、私は社長さまの「一言」に思いを巡らせました。
もしかして、私たちが提案したチラシの方が、
的を得ていないデザインだったのではないか。
こちらのレイアウトが悪かったのではないか。
考えれば考えるほど、様々なことが思い浮かびます。
それは同時に、お客さまのために結果を出すという、
私たちの会社の本当の「使命」に気づかされた瞬間でもありました。

私たちは、あのとき社長さまからいただいた「一言」を
ずっと忘れずにいます。
そして現在、お客さまから言われただけの「作業」をするのではなく、
お客さまの実現したい要望を聞き出し、印刷物という範囲にとどまることなく、
結果を出すために何が有効なのか、何が効果的なのかを徹底的に考え、提案し、
お客さまから高い評価と確かな信頼をいただいています。
それは、「印刷」の領域をはるかに越えた分野であり、
一般的な仕事と比べるとかなりクリエイティブが求められ、責任もあります。
しかし、成果がでたときは、確かな評価をいただける仕事です。

20年以上前のスポーツ店の社長さまの一言がなければ、
自分たちの「使命」に気がつくことはなかったでしょう。
未知なる分野に、挑戦することもなかったでしょう。
そして当然、変わることはできなかったでしょう。
「高桑印刷に依頼したい」「高桑印刷じゃないとできない」
そんな風に、お客さまから“必要とされる”存在を目指して、
私たちは今も新しい挑戦を続けています。

代表取締役 高桑 正充